フローチャート定規（テンプレート）CRIMSON Systems

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情報処理記号（JIS規格）を集めた定規で、情報の流れや論理構成を表示するのに使用する定規
特に入出力記号は、実物の媒体から連想できる形状になっています。
※「ループ端」がJIS 1986年の改訂で追加されました。

JIS X 0121-1986　情報処理用流れ図・プログラム網図・システム資源図記号 (JIS X部門新設に伴うに移行)
JIS C 6270-1986 情報処理用流れ図・プログラム網図・システム資源図記号(1986年2月1日改正)
JIS C 6270-1975 情報処理用流れ図記号(1975年2月1日改正)
JIS C 6270-1970 情報処理用流れ図記号(1970年4月1日制定)
（　国際規格　→　ISO 5807　）

当時は、ブロック・ダイアグラムやシステム・フローを設計する時の必須アイテムでした。
またプログラムの作成は、流れ図を書いてから、プログラミング（コーディング）します。

システムの基本設計・詳細設計は、紙ベースの膨大なものであったが
だんだんワープロやEXCEL等に置き換わり、このテンプレートもお役終了です。

いくつかのテンプレートの写真を載せました。
いくつかのテンプレートには、時代を反映させる入出力機器の記号が有ります。
また、入出力記号の実物媒体写真も載せました。

　　EXCELでのテンプレート

　基本フローチャート

名称	記号	内容
01 処理		任意の種類の処理機能
02 判断		条件にしたがって判断し分岐する
03 書類		人間の読める媒体上のデータ
04データ		媒体を指定しないデータ
05 定義済み処理		別の場所で定義された1つ以上の演算または命令群からなる処理
06 記憶データ		処理に適した形で記憶されているデータ
07 内部記憶		内部記憶を媒体とするデータ
08 順次アクセス記憶		順次アクセスだけ可能なデータ　磁気テープ
09 直接アクセス記憶		直接アクセス可能なデータ
10 手操作入力		手で操作して情報を入力するあらゆる種類の媒体上のデータ
11 カード		カードを媒体とするデータ紙カード
12 せん孔テープ		せん孔テープを媒体とするデータ紙テープ
13 表示		情報を表示する装置　画面(ディスプレイ)
14 手作業		人手による任意の処理
15 準備		その後の動作に影響を与えるための命令または命令群の修飾
16 ループ端		二つの部分からなり，ループの始まりと終わりを表す
17 端子		外部環境への出口，または外部環境からの入り口を表す
18 ページ内参照		ページ内での結合
19 外部ページ参照		ページ外への結合

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テンプレートは、電算機メーカー・ソフトウエア開発企業および事務用品メーカーにを分けて載せてあります。

■電算機メーカー	富士通、日本電気、日立製作所、沖電気、ＩＢＭ、Burroughs、UNISYS

■ソフトウエア開発企業	JBN:日本ビジネスコンピュータ、NBC:日本ビジネスコンサルタント、NOMA:㈱日本経営協会総合研究所

■事務用品メーカー	ライオン事務機、コクヨ、内田洋行、プラス、ドラパス,バンコ、STAEDTLER、HOPE

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