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EDSACシュミレーターで遊ぶ |
・EDSAC監視モニター
メモリ、プログラムの確認用に
オシロスコープが使われています。
・EDSAC オペレーター
当時のオペレータが訪問 → https://www.youtube.com/watch?v=kcXeJp5fkHM
・入力は5穴の紙テープ
縦の5穴で1文字を表現します。 ( 小さい穴は、紙送り用 )
映画などで紙テープを読むシーンは、穴の情報で数値を読んでいます。
しかし、実務的にはテレタイプに印刷した数値を見ます。
写真は8穴の紙テープです。 長さにもよりますが、読込みに 15分〜1時間ぐらい
下記 URLより EDSACシュミレータのダウンロードができす。
URL → https://www.dcs.warwick.ac.uk/~edsac/
シュミレータのダウンロードは、左ペインの Software をクリックし、
Windows かMACを選択します。
シュミレータを起動すると、ディスクトップの上部にツールバーと、エミュレータウィンドウが表示されます。
大きい黒い丸が、EDSAC監視モニターの中央のオシロクコープ画面
実行するデモプログラムを選択します。File → Open
Cドライブ内の Edsac Simulator → Edsac Tapes → Demonstration Programs
Hello を選択します。
プログラムソースが表示されます。( アセンブラ )
Intial Order、操作方法などのコメントが記述されています。
実行は、「Start」 をクリックします。
プログラムが終了(オシロスコープスクリーンの表示終了)したら
「Reset」をクリックし、HI が表示されればOKです。
EDSAC Tutorial Guideが有り、PDFがダウンロードできます。
URL → https://www.dcs.warwick.ac.uk/~edsac/Software/EdsacTG.pdf
簡単なプログラム Helloを、言語仕様を参考にして修正します。
HI → CRIMSON に修正し、プログラム Hello2で登録
プログラム Hello2
実行結果
※このプログラムは、データ部が実行部より下部にある為
表示内容を変えると、参照するデータアドレスを修正する必要があります。
※EDSACはインデックス・レジスタが無いので、それなりの工夫が必要です。
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※イニシャルオーダー
イニシャルオーダーは、紙テープからプログラムを読込み、
文字コードを機械語に変換してプログラム実行します。
イニシャルオーダーが2つあり、デモプログラムにより使い分けます。
( デモプログラムのコメントにどちらかの選択記述あり。)
※EDSACは機械的にパルスを発生させ、インシャルプログラムのローディングをします。
【 3目並べ で遊ぶ 】
ご存じのゲーム: Tic tac toe です。
世界初のコンピュータゲームで、プログラムは 1952年に作成されました。
作成者 サンディー・ダグラス(A・S・ダグラス)
前述の中央のオシロスコープには、タンク別にメモリ内容(0,1)が表示されるので
各局面の状態をメモリにセットすることでプレイできます。
日刊紙: CAMBRIDGE DAILY NEWS の写真
70年も前に、ゲームが作成されているのは凄いことです。
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プログラムの選択は、File → Open
Edsac Simulator → Edsac Tapes → Demonstration Programs
プログラム oxo を選択します。
Startをクリック後の画面
盤の位置が数字で表示されています。
9 8 7
6 5 4
3 2 1
先手・後手をダイヤルから入力します。(数字をクリック)
0を入力しました。(コンピュータが先手)
1を入力すると、USERが先手
コンピュータは、左上(盤9)を指したので、
私は中央(盤5) 5をダイヤルから入力しました。
コンピュータは、右上(盤7)を指しました。
次は、どの手でいきますか?
3目並べなので、すぐ勝負が決まりますが、
少ないメモリで、ゲームプログラムを作成するのは凄いことです。
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. 雑誌 bitで、ある問題をいかに短いステップで作成するかの連載がありました。
言語はFORTRANで、購読者からいくつか応募があり、
「こういう考えもあるのか!」と感心したものです。
現在の汎用プログラムでは、
メモリ容量を気にせずにプログラミングできるので楽ですね。
メインフレーム時代は、 速度を上げるため COBOL + アセンブラ等で対応しました。
EDSAC 1951 Professor M.V.Wilkes モーリス・ウィルクス
EDSACの概要・オペレーション等の説明があります。
EDSAC Replica Project
EDSACレプリカの紹介 ( Project Manager: Andrew Herbert )
アンドリュー ハーバート氏は、ヨーロッパ、中東、アフリカ地域で英国のコンピューターサイエンティストを務め、以前はマイクロソフトリサーチの会長を務めていました。
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EDSACは国立コンピューティング博物館(英)で稼働しています。
( エニグマを解析した Bombe も稼働 )
TNMOC(The National Museum of Computing) → https://www.tnmoc.org/