NHKコンピュータ講座 NHKマイコン入門 テキスト |
「昭和44年 NHK コンピュータ講座 基礎からプログラミングまで」 巻頭より |
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開講にあたって | |
電子計算機が珍しかった時代はもう過ぎ去って、最近ではわたくしたちもの身のまわりのあらゆるところで使われるようになり、毎日の暮しと探いつながりをもつようになりました。 それにともなって、電子計算機と直接関係するのは一部の専門家だけで、多くの人はそれについて一般的な常識をもっていればよいというのではすまなくなってきました。 できるだけ多くの人が、それを実際に使いこなしていくことが望まれています。 いくつかの企業では、オープン・プログラマー制度といって、企業に働くすべての人が、自分の仕事を電子計算機にのせるため、各自がブログラムを書くような制度が実施されています。 こういう時代の動きをひしひしと感じて、電子計算機がどんな機械であるかを知るだけでは満足できず、電子計算機を使うために必要なプログラムを勉強したいと希望する人がふえてきました。 このよううな勁きは、世界の先進諸国において共通に見られるところです。 世界一の電子計算機保有国であるアメリカでは、最近寺門家が勧告したところによると、大学はもちろんのこと、高校においても、学科によって若干の差はあっても、理科系文科系の区別なく、すべての学生が電子計算機についての教育を受けるべきであるという方針が出されています。 それというのも、こんにちの勢いで電子計算機の台数が増加していけば、それを使う人の数がすぐ足りなくなるのが目に見えているからです。 機械があっても、それを使いこなす人がいなければ、宝のもちぐされです。 わが国の電子計算機の保有台数は、アメリカ、西ドイツについで世界第3位であり、今やアメリカと同じ事情にあると思われます。 電子計算機を実際に使いこなしていける人をふやすことは、わたくしどもすべてに課せられた急務であるとさえいってよいでありましょう。 これまでもNHKは、社会の動きと要請にこたえて、電子計算機の仕組みや、それが社会に与える影響などについて、現代科学講座「情報の科学」シリーズなど多くの番組を通じて放送してきましたが、今年度から、さらに進んで、電子計算機の原理はもちろんのこと、プログラミングについても解説する講座を放送することにしました。 それによって、聴視者のみなさんのご要望にこたえ、また社会的要請にもこたえていきたいと思っています。 昭和44年4月 日本放送協会 |
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目 次 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
表紙 裏面 ( クリックせずに、マウスをかざしてください )
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例題 2-3 | ||||
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Aコーディングシートに記入 |
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Bキーパンチャーに依頼してカードデックを作成 |
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Cコンパイルリスト (エラーがあれば修正し、再度コンパイル) |
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※後日発売された「フォートラン解説」 日本放送出版協会刊 1200円 338頁 | ||||
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4月からの講座と同じ内容 (表紙のみ相違) |
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表紙 裏面 ( クリックせずに、マウスをかざしてください ) |
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例題 1-1-1のソース | ||||
なつかしいソースプログラム。 コンピュータ名が NHK-1970 になっている。 AUTHOR. 渡辺 昭雄 | ||||
COBOLコーデイングシート |
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流れ図定規(フローチャート・テンプレート) |
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電算機の構成図 |
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※ソースリストの活字も懐かしい。 ラインプリンターで、帳票を印刷するのに、印字が乱れる。 ラインプリンターには、テストプリントのボタンがあり、1行全て E の文字を印刷して調べる。 各桁位置のハンマーを調整した時代でした。 |
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4月からの講座と同じ内容 (表紙・裏表紙のみ相違) 表紙 裏面 |
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表紙 裏面 |
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コンピュータは、 電電公社のオンラインサービス DEMOS FORTRAN での実習 |
TSS(Time Sharing System:時分割処理システム)サービス「DEMOS-E」 |
DEMOS(デモス) Dendenkosha Multiaccess Online System |
DEMOS データ宅内装置のキーボード |
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表紙 裏面 |
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表紙 裏面 |
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表紙 裏面 |
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軽飛行機で八丈島へ | 待つ身はつらい | 立方体の体積倍増 | あずきとささげ |
放送 | 昭和48年4月〜9月 | 毎週日曜日 午前11:00〜12:00 |
毎週土曜日 午後 2:00〜 3:00 (再放送) | ||
言語 | FORTRAN | FORmula TRANslation |
主任講師 | 立教大学教授 | 島内 剛一 |
東京大学 | 石田 晴久 | |
東京大学 | 筧 捷彦 | |
東京工業大学 | 木村 泉 | |
早稲田大学 | 広瀬 健 | |
学習院大学 | 米田 信夫 | |
定価 | 150円 |
※国立情報学研究所 CiNii論文PDF → 「ミニコンによるコンピュータ教育 : NHK教育テレビの場合」 筧 捷彦
表紙 裏面 |
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幸い工業高校3年の時に「HITAC-10」 が導入され、初めてプログラミングしたのもFORTRANです。 当時の雑誌 学研:「学習コンピュータ」には、FORTRANの例題がいくつか載っていました。 CPU以外に入出力は、テレタイプ ASR33のみ。 紙テープのIPLを読み込んで、システムを立ち上げます。 さらに FORTRANコンパイラ(紙テープ)を長い時間かけて読み込み、やっと使用できる状態になります。 キャラクタマシンのFACOM 230-20では、電源ON後 紙テープのIPLを読み込みました。 20cm前後の紙テープなので紛失もするため前後を糊貼りして輪状にしておきます。 次世代のバイトマシン FACOM 230-25はIPLのボタンを押すのみで大変便利になったと記憶しています。 ( 現在では IPLも死語。) |
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Space Patorl(1962) Episode2 「The Wandering Asteroid」 の紙テープ装置 |
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放送 | 昭和49年10月〜3月 | 毎週日曜日 午前11:00〜12:00 |
毎週土曜日 午後 2:00〜 3:00 (再放送) | ||
講師 | 立教大学教授 | 島内剛一 |
表紙 裏面 |
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付録のキーボ−ドレイアウト (テレタイプ社 TTY端末 ASR-33) |
当時の主な汎用コンピュータ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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表紙 裏面 |
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表紙 裏面 |
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講座を楽しむために 「マイコンの機器構成」 | ■当時の国産パソコン一覧 | |||||||||||||||||||||||||||
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マイコンによるカラー画面 9.忘れ物のパレート図の「ヒストグラム」 | ||||||||||||||||||||||||||||
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8ビット 主なマイコン一覧表 価格順 昭和58年4月現在 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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プログラムばっちりプレート 「こんにちはマイコン2」付録 | ||||
マイコンキーボード実感ポスター 「こんにちはマイコン」付録 |
PC88・PC98をWindows上でエミュレート |
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表紙 裏面 |
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■パソコン通信に必須な「音響カプラー」 ( 電話の受話器をセットした状態 ) | ||||||||||||||||||||||||||||
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■音響カプラでのパソコン通信方法(口絵写真より) | ||||||||||||||||||||||||||||
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日本マイコンクラブの会員カード | ||||||
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マイコン利用者認定試証カード | ||||||
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IBM 1401 1959年10月5日に発表した可変ワード長十進コンピュータ | FACOM M-360 |
Xerox Alto ・・・現在のPCの原型(GUIインターフェース・マウス) |
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IBM 3705 |
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流れ図定規(フローチャート テンプレート) | ||
5インチフロッピー エンベロープ画像集 | ||
3.5/5インチFDの媒体変換サービス | ||
5インチフロッピーの販売 | ||
MS Windows OS起動画面集(起動音) | ||
MS Windows コントロールパネル画面集 | ||
プログラミング関連書籍 |
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