CEGUI   Ogre Demo   Ogre Tools   Ogre Export(Blender 2.49b)   Ogre Export(Deled)   SATCH (D'Fusion)   赤忍者モデル   関連ツール


● VS2010: Visual Studio 2010でのOGRE環境セットアップ覚書   Ogre 1.7.4 (Cthugha) + CEGUI 0.7.6

  Ogre 1.8 (Byatis) 2012.05.28 released → http://www.ogre3d.org/download/sdk

Ogre 3D
Ogrd 3D Manual
Ogre 3D Wiki
   OGRE (Object-Oriented Graphics Rendering Engine) は、シーン指向の柔軟な3次元レンダリングエンジンで、ハードウェアアクセラレーションを活用した3Dグラフィックスのアプリケーションを容易に開発できるよう設計されC++で書かれている。Direct3DやOpenGLなどの下位のシステムライブラリの詳細を抽象化したクラスライブラリであり、ワールドオブジェクトなどの高度なクラスに基づくインタフェースを提供する。 ( wikipedia OGREより )


 Magic of stonehenge



3Dモデル表示までの全体的な流れ
  前提条件:  Ogre SDKはマルチプラットホーム対応になっている。 ( Windows環境でのサンプル )
          Windows Visual Studio 2010 又は、Visual Studio 2010 Express Editionがインストール済みであること。
          ※ Visual Studio 2005, 2008版も可
DirectX RunTimesのダウンロード
  @マイクロソフト ダウンロードセンターより最新のDirectX Runtimesをインストールする。
    
 
 

 
 

 


Ogre SDKのダウンロード
  @ Ogre のダウンロードサイトより OGRE 1.7.4 SDK for Visual C++ .Net 2010 (32-bit) をダウンロードする。
  
  
 

 AOgre SDKを解凍して、所定のフォルダ名をつける。 ( 例: C:\OgreSDK )

 BOgre SDKのフォルダを ユーザ環境変数又はシステム環境変数 「OGRE_HOME」で指定する。
   

Basic Tutorial 1 ソース の取得
 @Ogre Wikiの BasicTutorial 1 より
   BaseApplication.h
   BaseApplication.cpp
   TutorialApplication.h
   TutorialApplication.cpp をダウンロードする(又は、コピペで作成)

  ※TutorialApplication.cpp のcreateSceneをモデルを用意して、シーンを記述する。

void TutorialApplication::createScene(void)
{
Ogre::Entity* ogreHead = mSceneMgr->createEntity("Head", "ogrehead.mesh");

Ogre::SceneNode* headNode = mSceneMgr->getRootSceneNode()->createChildSceneNode();
headNode->attachObject(ogreHead);

// Set ambient light
mSceneMgr->setAmbientLight(Ogre::ColourValue(0.5, 0.5, 0.5));

// Create a light
Ogre::Light* l = mSceneMgr->createLight("MainLight");
l->setPosition(20,80,50);

}

※インストールした Ogre_SDKフォルダー c:\OgreSDK\media\modess内に ogrehead.mesh がある

Visual Studio 2010でプロジェクトを作成し実行する
  ( 構成はReleaseでのサンプル )
 
@ファイル → 新規作成 → プロジェクト でプロジェクトを作成する。



ABasic Tutorial 1 のソース・ヘッダーファイルをプロジェクトに追加する。
 
 
追加した状態
 
 


  Bソリューションエクスプロラーのプロパティを開く
 
 


  C構成を「すべての構成」にする。
 
 


  DC/C++ → 全般 → 追加のインクルードファイルを編集する。
   $(OGRE_HOME)\include
 $(OGRE_HOME)\include\OIS
 $(OGRE_HOME)\include\OGRE
 $(OGRE_HOME)\Samples\Common\include
 $(OGRE_HOME)\boost_1_47

 上記5つのDirを ; (セミコロン)で区切って追加する。
  $(OGRE_HOME)\include;$(OGRE_HOME)\include\OIS;$(OGRE_HOME)\include\OGRE;$(OGRE_HOME)\Samples\Common\include;$(OGRE_HOME)\boost_1_47

 ※ BOOSTのdirは、インストールしたOgreSDKにより違う場合があるので、OgreSDK内のフォルダーを確認する。
 
 


  E リンカー → 全般 → 追加のライブラリーディレクトリを編集する。
   $(OGRE_HOME)\lib\$(Configuration)
 $(OGRE_HOME)\boost_1_47\lib

上記2つのDirを ; (セミコロン)で区切って追加する。
  $(OGRE_HOME)\lib\$(Configuration);$(OGRE_HOME)\boost_1_47\lib

 ※ BOOSTのdirは、インストールしたOgreSDKにより違う場合があるので、OgreSDK内のフォルダーを確認する。
 
 


  F構成をReleaseに設定し、 リンカー → 入力 → 追加の依存ファイルを編集する。
  OgreMain.lib
OIS.lib        // Object-Oriented Input System library
OgreTerrain.lib   // Terrainを使用する場合

 上記のライブラリーを追加する。
 
 


  G「実行プログラムをチュートリアル依存環境ヘコピーする」コマンドを追加
   ビルドイベント → ビルド後イベント → コマンドラインの編集
    copy "$(OutDir)\$(TargetFileName)" "$(OGRE_HOME)\Bin\$(Configuration)"

 ※チュートリアルの実行環境はインストールしたOgreSDK c:\OgreSDK\bin\release
 
 


  H構成をリリースにして、ビルドする。
 


実行してみる
 
@コンパイル後のプログラムの実行 (プログラムはインストールした Ogre_SDKフォルダー c:\OgreSDK\bin\release 内にある)
   ビルド後の処理  copy "$(OutDir)\$(TargetFileName)" "$(OGRE_HOME)\Bin\$(Configuration)"  より
 
  Rendering Subsystem を DirectX指定して OKボタンをクリックする。
  ※デフォルトはフルスクリーンになっているので、c:\OgreSDK\bin\release内のogre.cfg内の Fuii Screen: Yes → No にしておく。
 



AOGREの画像が表示したらOK!
   操作方法(マウスおよびキーボード可)
   W,S,A,Dキー:カメラの前後左右移動
 Rキー:    メッシュ表示・点表示・テクスチャ表示の切り替え
 ESCキー:  終了
 
 


 
   
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Basic Tutorial 2 〜 7 → ここ






Ogre: ヨーロッパの「鬼」
  オーガーはヨーロッパの「鬼」に当たる存在です。
角も生やさず、トラ縞の服も身につけませんが、巨大な身体を持ち、その力は並はずれています。恐らく人間の骨など、素手の一発で叩き折ってしまうでしょう。
頭は決して良いとは言えませんが、変身などの魔法を使うこともあり、一筋縄では行きません。よほどの知恵者でない限り、その魂胆を見抜かれ、規格外の腕力で簡単にあしらわれてしまうのがオチです。
 
オーガーのルーツ
オーガーの呼称は、この「長靴をはいた猫」で人食い鬼につけられた「オーグルOgre」という名前が元になっています。オーガーはその英語読みです。このオーガーは通常種族名か男性のみを差し、女性を特に呼ぶ場合は「オーグレスOgress」という呼称を用います。
オーグルという呼称そのものについては、北欧神話の主神オーディンの異名ユッグから来ているとも、ローマ神話の地下神オルクスの名から来ているとも言われますが、一般には遊牧民族オノグル族の名前から来ているという説が有力です。
オノグル族は東欧や中央アジアを荒らし回った種族で、マジャール族(フン族)とも密接な関係があります。勇猛果敢な戦い方と残虐な性格で知られ、各地を蹂躙したので、住民たちが彼らを「鬼のような連中だ」と思ったのは当然と言えましょう。そこから、オノグルという名前自体に「恐ろしい連中」「鬼」という意味が付加され、転じてオーグル、オーガーなどの言葉になったのではないかと考えられます。
怪物森羅万象」より引用





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